探偵ナイトスクープにも出ていた「バラムツ」ってどんな魚? [びっくり情報]
スポンサードリンク名古屋市中区の名古屋コミュニケーションアート専門学校で7月、下痢などを引き起こす恐れがあるとして
国が食用を禁止している有害な深海魚のバラムツを、学生約50人に試食させていたことがわかった。
健康被害は確認されていないが、同校は「行き過ぎがあった」と認め、
今月中旬、名古屋市に再発防止に努めることを伝えた。
(朝日新聞社)
このバラムツという魚は、国が食用を禁止するほど人体に有害な魚なのですが、
しっかりとした歯応えと、濃厚な味わいがあり、自分で釣って食べる者もいるそうです。
バラムツの切り身
見るからに脂っぽいですね。
きっと濃厚な味なのでしょうね。
なぜ食べてはいけないの?
バラムツに限らず深海魚にしばしば見られる形質でありますが、体内の油脂成分のほとんどが、
人体で消化することができないワックスエステル(いわゆる「蝋」)でできています。
そのため、大量に摂取すると、皮膚から油が漏れたり、消化吸収されなかった油脂が肛門からそのまま漏れ出したり、下痢や腹痛を起こす場合があります。
多量に摂食した場合は昏睡状態に陥る重篤な症例も報告されています。
油脂が肛門から出る時、便意などは一切生じず、そのまま垂れ流す状態になるという。
深海魚は食用に適さない魚が多いので、口にしないほうが身のためですね。
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